薪ストーブの上面着火
2015年12月06日
今までストーブの着火は下から小枝、中枝、太い枝の順で
火は上から徐々に下の太い薪に燃え移っていきます。このとき発生する煙は上面の
高温燃焼中は吸気ダンパーを半分にして空気を少し絞ります。
組み上げて下から着火剤で火をつけていました。こうすると
炉内で火が早く回ります。キャンプで焚火をするのと同じ
要領です。ところがこの方法だと着火初期の煙の発生が多
炉内で火が早く回ります。キャンプで焚火をするのと同じ
要領です。ところがこの方法だと着火初期の煙の発生が多
めでしかも火が太い薪に移る頃には小枝、中枝は燃え尽き
そうになり火力が安定しにくい欠点がありました。ところが
あるベテランの薪ストーブのブロガーさんのサイトで私が
行っていた着火法とは真逆に太い枝から順に組んで一番
上面に着火剤を置いて火をつけるというものです。こうする
と火が上から順に火が移っていきます。これだと火が回る
のに少し時間がかかりますが煙も少なく火力も安定し二次
燃焼も順調に発生し、薪の燃焼効率も良く温度も良く上が
ることがわかりました。二次燃焼システムを持つストーブな
ら断然上面着火がお薦めです。
いつもとは逆に上から火をつけていきます
炎で燃えて煙が減少します。
いつもより少し時間をかけて全体に燃え移ります。一気にドラフトが発生しないので
炉内が安定して高温状態になります
安定した高温の炉内では上面の二次燃焼の炎が上部の噴気孔から二次燃焼の炎が
出てきます
いつもと同じ薪の量で温度上昇が良いです。燃焼効率が良くなっています。
Posted by メドウおじさん at 19:41│Comments(2)
│薪ストーブ
この記事へのコメント
ナルホド、逆転の発想ですが、
よくよく考えると納得できますね~
でも、ストーブメーカーなどはこのような方法を
推奨していないので、
もしかして気づいていないのでしょうか?
それとも別の理由があるのでしょうか?
よくよく考えると納得できますね~
でも、ストーブメーカーなどはこのような方法を
推奨していないので、
もしかして気づいていないのでしょうか?
それとも別の理由があるのでしょうか?
Posted by チョコミント at 2015年12月09日 06:40
なぜなんでしょうね。確かにメーカーや代理店のサイトでは下からの着火が多いです。確証のある話ではありませんが、上面着火は火付が下からに比べると劣るのでそのせいでしょうか。ただクリーンバーン機能のあるストーブなら二次燃焼が始まらなくても空気の流れが全体に回るので着火に支障はないです。
Posted by メドウおじさん at 2015年12月09日 20:30