折尾砂岩の粘土

2015年11月26日

若松の西部から折尾にかけての地下には折尾砂岩という
灰青色のもろい地層が広く分布しています。この土は場
所によっては粘土質に変化しています。今、若松の
塩屋一帯は広大な宅地開発が進んでおり造成地には
折尾砂岩の地層が露出していて先日、粘土質に変化
したものを少量採取しました。私の数数無い経験で
すが灰色の粘土は焼き上げると白から薄いクリーム
色の地肌に焼きあがります。これは粘土質の中に鉄
分が少ないためです。以前住んでいた愛知県の瀬戸
市の陶土採石場でよく見かけました。若松の粘土が
果たして陶土として使えるかどうかわかりませんが
とりあえずテスト用に豆皿と箸置きでも作ってみよ
うと思います。まずはストーブで素焼きして七輪で
本焼きしてみます。

折尾砂岩の粘土

折尾砂岩の粘土です。左は塊を砕いてふるいにかけて粉末にしたものです。
水を加えて適当な柔らかさに調整してラップに包んでしばらく寝かせます。




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Posted by メドウおじさん at 20:10│Comments(2)東谷(北九州)の紹介クラフト
この記事へのコメント
この土が自分にはどのような色に焼き上がるのか
全く分かりませんが、何だかワクワク感がありますね!
そうそう、沖縄の土も どのように焼き上あがるのか
興味津々で・・楽しみにさせて頂いますますよ。
Posted by チョコミント at 2015年11月28日 16:15
チョコミントさん、ありがとうございます。自家採取の土は私にもどんなふうに焼けるのか、焼いてみないとわかりません。そこが面白いところですね。焼き加減はまさに試行錯誤ですね。まあ、おおざっぱにいうと焼き物専用の陶土以外はだいたい耐熱度は1000度ぐらいです。(陶芸用は1200,300度です)
Posted by メドウおじさんメドウおじさん at 2015年11月28日 18:28
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