水田の生物

2015年08月30日

水田は子供の頃小動物の宝庫でした。メダカにタブナ、
ナマズの子供、モエビにドジョウなどなどです。夏休み
中は毎日楽しくて仕方なかったです。現在は田んぼの溝
U字溝の用水路になり一時は過剰な農薬使用などで水田
から極端に生き物が少ない貧生物相でしたが最近は減農
薬がトレンドで徐々に生物相が回復しているように感じ
ます。いわゆる水田雑草と呼ばれる植物が目につくよう
になっている水田が多いです。ミズオオバコやヤナギス
ブタなどが回復してくれば本物です。先日は在来のタニ
シが水を落とす前の田圃で多く見ました。これでシジミや
カラス貝、ドブ貝などの二枚貝が復活すればいう事はあり
ません。在来の生物が復活するのはうれしいのですが、一
方で志井や長行ではショッキングピンクのジャンボタニシの
卵隗を多く目にするようになりました。元は食用で輸入さ
れたものが逃げ出して大繁殖し始めているのですが、あの
不気味な卵隗はどうしても好きになれません。またジャン
ボタニシは在来種を駆逐するだけでなく稲の新芽もバリバリ
と食べ少なからず悪影響を与えています。東谷に入ってこな
ければいいのですが、時間の問題のような気もします。

水田の生物

今年のお米ももうすぐ収穫です


水田の生物


水田の生物

水を落とす前の田圃には在来種のタニシが繁殖していました。


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Posted by メドウおじさん at 08:24│Comments(4)鳥や小動物
この記事へのコメント
時すでに遅しと言った感じです。
昨年まで気にならなかったジャンボタニシが会社裏の田んぼに今年は沢山うごめいています。田に水を引く際に、水路から侵入しているのを多く目撃しました。ジャンボタニシは水が無くても生息できるのでしょうか?
Posted by yummy at 2015年08月30日 21:34
山本辺りまでジャンボタニシ、来てると思います(汗
なんかおばちゃんが網でスクってました。
宿六の装置、実験したいのですが、他の生物まで死んじゃうからなぁ・・。
確か、冬は水が無い土中で冬眠するんですよね(ーー;)
天敵を投入するか・・・。カメとかザリガニ?、鳥などが
やっつけてくれそうです。
なんか合鴨隊とか、カメ隊とかを作って、派遣したくなりますね(^^;
Posted by ゆこむし at 2015年08月31日 20:48
yummyさん、そうですか、すでに侵入されているのですね。外来生物は一時期ドンと増えますがその後10年ぐらいしたら落ち着いてくるんですが、それまでに在来のタニシが駆逐されなければよいかと多少心配です。もともと生命力が強いうえに在来種より悪環境にも耐えるみたいです。その上あの繁殖力ですから厄介です。
Posted by メドウおじさんメドウおじさん at 2015年09月01日 18:30
ゆこむしさん、何といってもあの繁殖力ですからね。少々の天敵では間に合わないのではないでしょうか。地道ですが卵の駆除と生体の駆除しか手がないのかもしれません。
Posted by メドウおじさんメドウおじさん at 2015年09月01日 18:33
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