瑠璃光寺五重塔

2013年11月25日

東谷や北九州の話題と直接関係ないのですが先日同窓会
で山口市に行って久しぶりに思い出の地を仲間と散策した
ので紹介したいと思います。
私にとってどの場所も思い出深い場所ですがまず最初は
西の京都山口のシンボル、国宝五重塔とその周辺の紹介
です。国宝、瑠璃光寺五重塔は落慶が1442年といいます
から室町時代の中期で京都東山文化の影響を強く感じる
五重塔です。屋根は桧皮葺でしっとり落ち着いて優美な佇
まいです。五重塔は全国で30以上あるそうですが桧皮葺
の屋根を持つのはここと、奈良の長谷寺だけだそうです。
京都に憧れ京都を模した街づくりをした大内氏の誇りを感
じる五重塔です。ここの隣は洞春寺といい、大内氏の後を
引き継いだ毛利氏の菩提寺があります。墓所へ続く石畳
は鶯張りで足音が反響する不思議なつくりになっています。
また山口は毛利氏が関が原の戦いに敗れ萩へ引っ込んだ
後は永らく臥薪嘗胆の時が続きましたが江戸時代の幕末
期は長州藩政庁がすぐ近くにある現在の県庁に当時の政
庁門が残っています。山口駅からゆっくり歩いて2時間の
適度なお勧めの散策コースです。

瑠璃光寺五重塔
国宝瑠璃光寺五重塔です。簡素なつくりの中にも
優美さを備えた素晴らしい五重塔です。

瑠璃光寺五重塔
大内文化を花開かせた大内弘世公の銅像です。

瑠璃光寺五重塔
幕末期に長州藩の志士たちが密談を重ねた沈柳亭です。
瑠璃光寺五重塔
洞春寺の毛利家廟への石畳です。ここは珍しい鴬張りです。
上の五重塔やここ洞春寺は学生の頃クラブのコンパ後に
なんども足を運んだ懐かしい場所です。瑠璃光寺の裏の
山道を上ると東方便山という山口市内を一望できる高峰が
あります。クラブの新入生歓迎ハイキングで皆で上ったのを
思い出します。

瑠璃光寺五重塔 瑠璃光寺五重塔





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Posted by メドウおじさん at 19:24│Comments(0)山口
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