身近な土を焼いてみよう(ワークショップメニュー)
2020年06月06日
ワークショップ工房メドウガーデン用のメニ
ューの一環として身近な土での陶芸体験を
考えています。陶芸は一般には耐火度のあ
る陶芸用粘土で作りますが極端な話、その
辺の土でも本焼きすれば陶器は無理でも
土器なら十分にできます。(ただし複雑な
土器なら十分にできます。(ただし複雑な
形は無理な時もあります。)今回のメニュ
ーでは簡単な箸置きを作ってもらいます。
粘性が足りない時は粘土とブレンドして
作ります。
コースは
1回(1日)で完成させる無釉の箸置きを
コースは
1回(1日)で完成させる無釉の箸置きを
七輪陶芸で作るコースと
2回(2日)で完成させる釉(楽釉薬)を
つかうコース
の二種類です。焼いてみたい身近な土を
の二種類です。焼いてみたい身近な土を
持ってきていただきそれをメインで作りま
す。
まだメニューは完成していませんが個別
まだメニューは完成していませんが個別
にご連絡(メール)を頂ければトライコース
として実施できます。トライコースは無料
ですが一組2名までが原則で詳しくはメ
ールでやり取りして詰めさせて頂きます。
問い合わせ先メール
yokaon01@g-mail.com
このような感じで焼きあがります
このような七輪陶芸で焼きます。
若松区本町出土の粘土
2020年06月04日
北九州市若松区本町の工事現場から出土
した粘土です。この一帯は昔からの埋め立
て地で地盤は地表から数メートルは砂混じ
りの粘土層です。マンションなどの工事の
際は地盤への杭打ちが欠かせません。
杭のために地層を掘り下げて出土した粘
土は陶芸で使うには粘性が不足のようで
すが粘り気のある粘土と合わせれば使え
ます。このような海浜性の粘土はどうして
も塩分の影響を受けるので耐火度が低く
なりがちです。逆に言うと七輪陶芸など簡
易窯では本焼きがやりやすいメリットがあ
ります。この土がどんな風合いを見せるの
か箸置きと豆皿を成型して単味と粘土を
MIXしたものと作り比べたいと思います。
そろそろ梅雨時で七輪陶芸には向かない
そろそろ梅雨時で七輪陶芸には向かない
季節ですがここしばらく焼いてないので久
しぶりに本焼きをしてみたいと思います。
ここの粘土は砂気が多い土です。次はこの土を使って成型します。
菜種でマスタードづくり2020
2020年06月03日
今年の我が家の菜種の収量は来年用の種
まき分しか採れなかったのでマスタードづくり
はあきらめていましたが家の近くに大量に群
生しているのを見つけました。ほぼ放置の空
地で農薬の心配もなさそうな土壌なのでここ
の菜種でマスタードの試作をしてみます。
できれば自家産の菜種でやりたかったのです
が、それは来年のお楽しみという事で今年は
試作です。うまくできたらワークショップ体験
工房のメニューに加えたいと思います。
空地に群生していた菜種です
取り出した種に自作の海水塩と酢をひたひたになるぐらい加えて
常温で保存します。3週間ほどで一度取り出しミキサーにかけて
更に熟成させると出来上がりです。この後の結果はまた報告します。
ハマダイコンの種、採取
2020年06月01日
ハマダイコンは海岸の砂地や海岸近く
の空き地などに自生する野生のダイコ
ンです。根の部分は普通のダイコンとは
違い筋が多く硬いので食用には向いて
いませんが新葉は普通のダイコンと同じ
ように漬物や炒め物に使えるので葉大
根の代用として十分に実用で使えます。
来年は少し本格的に育てようと思い現
来年は少し本格的に育てようと思い現
地から種を採取してきました。市販のダ
イコンの種は鞘から種を取り出していま
すがハマダイコンは多少効率は悪くな
るかもしれませんが鞘ごと畑に播くこ
とにします。秋から冬にかけて自力で
発芽するので大目に撒くことにします。
昨年は秋冬野菜はウリハムシの幼虫
昨年は秋冬野菜はウリハムシの幼虫
にやられほぼ全滅状態でしたがこの野
生種のハマダイコンなら虫にもやられず
に育ってくれるのではと期待しています。
採取したハマダイコンの種です。少し時期が早かったのですが
何とかイケると思います。
若松の岩屋海岸のハマダイコンの群生地です