東谷要覧解説10(主編(七)教育、前半)

2020年03月11日

東谷要覧主編の(七)は教育の項で当時の東谷
村の教育の事が詳しく書かれています。その前
半は教育村是とその目的設立の経緯や内容が
詳しくなされています。後半は社会教育ですが
これは次回に書きます。
学校は第一尋常小学校(現、新道寺小学校)と
第二尋常小学校(現、市丸小学校)が設立され
ました。なお明治のはじめにはいち早く、当時
の三谷の中心地の加用に高等小学校(今の
中学校)が開かれました。加用の高等草学校
はその後、第一尋常小学校に併設された高等
小学校にその任を引き継ぎました。加用の高等
小学校については本ブログの2014年6月17日
に詳しく書きました。さらに学校教育としては農
業を中心とした実業の補習学校を第一、第二
尋常学校に併設し村として積極的に進学を推奨
していたようです。また村立の図書館も持ってい
ました。補習学校については詳細はわかりませ
んが農業技術の普及を目指していたものと思
われます。当時の独立した行政機関の村立の
学校教育としては格調の高いものだったことが
伺われます。次回は学校教育以外の社会教
育について触れます。


















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Posted by メドウおじさん at 22:32Comments(0)東谷(北九州)の紹介東谷要覧