カルガモ親子が住み着いた水田

2019年08月10日

私が定点観察をしているのは知り合いが作っている
無農薬、無除草剤、無肥料、冠水栽培の水田です。
昨年までの2年間は2反の水田で、今年からは2反
増やして4反で無農薬、無肥料、冠水栽培栽培で
育てておられます。できたお米はすっきりと自然な
お味でお握りにするといくつでもいただけます。田
圃は昨年から多くの水生生物が住み着き始め、農
を使用するとたちまち姿を消すホウネンエビやカブト
エビが自然発生していました。そして今年はなんと嬉し
いことに、カルガモ親子が住み着いています。親鳥が
4羽(2カップル?)コガモが6羽います。この田圃は
冠水栽培で稲刈りが終わるまで水が張られていて沼
地状態になっているのでカルガモも安心して住めるの
だと思います。コガモたちはヒトの気配を感じると一斉
に田圃の奥に逃げ込みます。今年はカルガモが水田
雑草を食べ、水田土壌を撹拌するので適度に濁り
期せずして自然の合鴨農法(カルガモ農法ですが)で
去年以上に雑草が目につきません。不思議なことに
同じ無農薬、無肥料、冠水栽培でも今年から始めた田
圃にはカルガモは住み着きません。1年目と3年目で
土壌自然環境の完成度の違いかもしれません。

究極の自然栽培のお米を食べてみたい方は田圃を
作っている

南友建工株式会社に問い合わせてみてください。購入
が出来ます。

093-451-0282 担当 増田 亮子さんまで



住み着いたカルガモの親鳥です。子供たちは稲穂の奥に逃げ込みます。



左の一年目の田圃にはカルガモたちは住み着きません



カルガモの田圃は水が濁って光が水中で弱まり結果雑草が成長しにくいのだと思います。