イヌビユとシロザ(初夏の山菜)

2019年06月05日

昨年大量に収穫できたイヌビユとシロザですが自生
地の休耕田が種が出来る前に耕転して畑の畝を作
ったので今年はまったく発生していないと思ったの
ですがよく見るとポツポツと幼株が発芽して育って
いました。私の畑にも昨年種をとりまきしたのですが
、全く発芽しませんでした。野草とは言え他の野草
が繁茂している場所に新規に種を撒いてもなかな
か簡単には発芽しないようです。仕方ないので幼株
を移植して様子を見ています。畑の野草を食用や薬
草に置き換えている一環です。一度定着すればうま
くいくと思うので何度でもチャレンジしていきます。
ところで野草を食べるというと年配の方は戦後の
食糧難を思い出すのかあまりいい顔をしない方が
多いようです。それでも最近は野草の健康効果や
美容効果が注目され各地の野草教室も注目を集
めるようになっていますが東谷ではあまりに身近
にありすぎるせいか、もう一つ関心が薄いのは残
念です。




昨年の自生地の休耕田ですが今年は畑にするので耕転して畝を作っているので
昨年ほどは発生していないようです。



シロザの幼株です。イヌビユもぽつぽつ発生しています。



幼株を畑に移植してみました。うまく根付くといいのですが。

  

Posted by メドウおじさん at 21:10Comments(0)山菜和ハーブ

春野菜総括2019-2(葉野菜・根菜)

2019年06月04日

葉物・根菜はホウレンソウ、小松菜、大根、カブ、ニンジ
ンなどを育てました。今年は種まきのタイミングを何回
かに分けて播いたり密植播きしたりと工夫しましたが
どれも発芽率は良いもののその後の成長が悪く葉物
は地上高20cmに満たない高さで成長が止まり収穫
できませんでした。成長が止まったまま、春になり小さ
な花を咲かせてそれで終わりです。前向きに考える
なら小さいとはいえ花が咲き少数ながら結実し種が
出来たことは半歩前進ともいえます。農薬を使わない
ことは野草と密植協生することで、特に虫害は0とは
言いませんがほとんど実害のないレベルでした。肥
料なしで野菜を育てるには協生理論では樹木や竹
や多年草のエネルギーをうまくとりいれる(一緒に育
てる)ことですが借り地なので樹木を植えれないので
来年は多年草と豆類の残存エネルギーをうまく利用
することを考えたいと思います。食用・薬用で使える
野草の導入もミツバ、ゲンノショウコ、ノビル、ラッキョ
ウなどはうまくいきましたがその他はうまくいきません
でした。懲りずに今シーズンも引き続きチャレンジして
いきます。



密植播きしたグリーンレタスです。結果は葉が5cmほどのミニサイズのものしかできませんでした。



野らぼう菜の幼株です。結局食用サイズには育ちませんでした。トウ立ちするまで育て
少数の種を採取したのでまた再チャレンジです。



アブラナ科の野菜でしたがミニサイズのまま花になりました。



他の野草と密植混成した小松菜です。この部分ではかろうじて10cmサイズの葉になり何とか
サラダで食べました。



ニンジンと絹サヤエンドウです。ニンジンは葉は食用サイズになりましたが肝心の根部は
鉛筆サイズより細いものでした。


  

Posted by メドウおじさん at 20:51Comments(0)協生農法 協生理論

協生春野菜2019総括1

2019年06月03日

2019年春シーズンの野菜が終わったので結果を大ま
かに残しておきたいと思います。
1、豆類
スナップエンドウと絹サヤエンドウ、とソラマメを作りま
した。結果はエンドウは成功でソラマメは途中まで順
調だったのですが実が大きくなりかけたときに猿害に
あい、株の下から2段目までの一番大きい豆をほとん
ど食べられてしまいました。結果はごくわずかしか食
べることが出来ませんでした。エンドウは4月上旬から
5月GW明けまでほぼ毎日家族で食べきれないほどで
きたのですが猿害でソラマメは散々でエンドウは害を
免れました。理由は豆が大きく成長し実が入り始めた
ときに雨風で株が倒れた結果、猿が豆を株をかき分け
て探すことが出来ず、無事でした。エンドウは普通支
柱を建てて育てます。こうすると豆の収穫が楽ですが、
猿が出没するこの地域では猿にとっても収穫しやすい
格好のえさ場になってしまいます。株が倒れると一見
鞘を探すのが大変そうですが、豆は株の下から順に
成長するのでそれほど大変でもありません。むしろ
猿害を防げるので来年もこの方式でいこうと考えて
います。もう一つうまく言った理由は野草と一緒に
育てたことです。特にカラスノエンドウなどマメ科の
野草と一緒に育ったところは成長が良かったようで
す。マメ科雑草の根粒菌効果があったのだと思い
ます。

エンドウ豆は支柱を建てないとある程度成長すると雨風でこのように
倒れてしまいますが、猿害を防ぐにはむしろカムフラージュになって好都合でした。

  

Posted by メドウおじさん at 19:40Comments(0)協生農法 協生理論

九州鉄道、尾倉橋梁

2019年06月01日

九州鉄道は鹿児島本線の前身にあたる鉄道で明治21
年に発足し24年に門司~博多が開通しました。当初は
陸軍省の反対もあり海沿いを走ることが出来ずに概ね
旧長崎街道に沿って走っていました。そのころの痕跡と
して以前紹介した小倉北区の茶屋橋橋梁と八幡東区
の尾倉橋梁があります。茶屋橋橋梁は一部復元再整
備されていますが尾倉橋梁は今も生活道路の一部とし
て使われほぼ当時の姿そのままで残っています。この
ように北九州は八幡製鉄所をはじめ、産業遺産、レト
ロ遺産が数多く残っています。これは福岡市と比べても
多いと思います。一つには私の私論ですが両市の市民
性の違いがあるように思います。特に福岡市はスクラッ
プ&ビルドが大好きで、古く不要になったものはどんど
ん撤去し新しいものに作り変えているように感じます。
その分、都市の持つダイナミズムは福岡市が大きい
ように感じます。北九州は一時、福岡市をライバル視し、
何かと張り合っていた気がしましたが、最近はその方向
性も変わってきたようである意味、うれしいことだと思っ
ています。




今も現役で使われる尾倉橋梁です。高さ制限の看板がジャマですが安全を考えるとやむを得ないですね。
いっそ車の通行を禁止すればよいのでしょうが生活道路だけにそうもいかないのだと思います。

写真は自分のものを使うつもりでしたが何故か、うまく撮れていませんでした。北九州市のHPから
お借りしました。
 

  

Posted by メドウおじさん at 21:13Comments(0)勝手に近代化遺産