クサイチゴが豊作
2019年05月08日
野生の野イチゴ、クサイチゴが今年は豊作です。春先
から白い野バラのような花がたくさん咲いたので期待し
ていたのですが多くの赤い実が付いています。クサイ
チゴはクサとありますがストロベリーの仲間ではなくキ
イチゴの仲間です。ストロベリーは果肉の表面にケシツ
ブのような種が付きますがキイチゴ(ラズベリー)は種が
小さな実が球状に集まっています。今、毎日少しずつ収
穫しています。穫したキイチゴは冷凍保存してある程度
量が貯まったらジャムにする予定です。
今回の収穫分です。あと数回収穫できそうです。
ノイバラが満開
2019年05月07日
野生のノイバラが近辺で満開になりました。棘がきつい
ので農家さんからは嫌われ者で幼株のうちにバッサリ
と刈られることが多いです。ノイバラは日本古来からの
在来種で万葉集にもイバラの花としていくつか歌われ
ているように昔から身近な存在でした。
150年くらい前につるバラに多花性を与える品種改良
150年くらい前につるバラに多花性を与える品種改良
に大きく貢献したことはよく知られています。大株に育っ
たものは満開になると辺り一面に素晴らしい芳香を漂
わせます。私の所では挿し木苗を日当たりの良い場所
に植えたところ6,7年で大株に育ちました。庭木として
するには少々難ありですが大株に育ったものは見ごた
えがあります。
上の二枚の写真は同じ株で大きく育ったものです。年々花数が多くなっています。
一つ一つの花の盛りは短いですが次々に咲いてくるので結構長く楽しめます。
花の後も冬になるとローズヒップが楽しめます。
紅茶づくり2019
2019年05月06日
今年のGWは9連休で休みがたっぷりあったので
八十八夜の緑茶を2回、紅茶を一回作りました。
紅茶と緑茶は同じ茶の木の茶葉で作ります。今回
は一番摘み茶です。緑茶と紅茶の違いは摘み取っ
た茶葉を自然発酵させるか、加熱して発酵を止め
るかの差です。摘み取った茶葉を手もみで揉みこ
んでそのまま自然発酵させていくと紅茶に、蒸して
もみこんで灰汁を絞って加熱しながら乾燥させると
緑茶(煎茶)が出来ます。一番摘み、二番摘みは緑
茶や紅茶に、三番は紅茶に4番摘みは番茶にする
とおいしいです。少しずつですが毎年,周年自作の
お茶が楽しめます。出来や味はその都度変わりま
すが、それも自作の楽しみです。
八十八夜の前後の茶葉は新茶の香り高いお茶が出来ます。
摘み取った茶葉を軽く水洗いして手もみで良くもみこんでそのまま放置します。
この時温度が低いと発酵の進みが遅くなりファーストフラッシュの紅茶が出来ます。
今回は夜は室温の高い部屋に置き昼間は網籠に入れて発酵&乾燥を進めました。
今回は天気も良く三日三晩発酵&乾燥させて作りました。
一方緑茶は摘み取った茶葉を蒸して、手もみでもみこんで、灰汁を絞り
フライパンで加熱して乾燥させます。
加熱するときは焦げないように注意します。
ダイコンの実
2019年05月05日
ダイコンの若い実は柔らかく生で食べることが出来
ます。味は大根おろしを優しくした味で、噛むと口の
中でピリリと辛い大根おろしの風味が広がります。
塩を振ってビールのつまみに最適です。無肥料、無
農薬で作った大根の実は雑味もなく生食できます。
残念ながら野菜としてのダイコンはまだまだですが
来年も育ててみようと考えています。
今回は協生野菜として育てた大根の実です。大根の品種は普通の青首だったと思いますが
野菜のダイコンとしては十分に育ちませんでした。来年は野生種のハマダイコンが若松北海岸
の岩屋で多数群生していたので種を採取して自宅で育ててみようと思います。うまくいけば
葉大根として葉も食べることが出来そうです。
鹿ジャーキー作り第二弾
2019年05月04日
今年2月に道原の森山林業さんから猪肉を購入した
際にサービスで鹿肉のもも肉のブロックを200gほど
頂いていたので昨日、ジャーキーを作りました。前回
作った時は薄く切りすぎて失敗したので今回は5mm
ほどの厚さに切って作りました。専用のスモークBOX
は持っていませんがダッチオーブンで代用して作りま
す。2回に分けて作りましたが最初の分は少し長く燻
し過ぎたようです。2回目は若干短めの時間で作った
のでちょうどよかったようです。味は即席で作った割
には美味しいと思いましたが、家族は抵抗が大きい
ようで誰も口にしないので私が全部いただいています。
最近猪肉や鹿肉の話をいろんな方とするのですが、
程度の差こそあれ心理的障壁は大きいようです。
みやこ町では積極的に売り込んでいますが普及
の壁は髙そうです。
醤油と日本酒とみりんにだし汁とねぎを加えたつけ汁に5mm幅にカットした鹿肉を
漬け込みます。本来は一晩おいた方が美味しいのですが今回は1時間ほどの短縮版です。
ダッチオーブンの底にスモークチップを敷きレンガの上の網に肉を広げ七輪に置きます。
蓋を被せ今回は30分から40分ほど燻します。
30分燻して出来上がりです。
余熱でもう、10分燻して完成です。
こちらは1回目に作った1時間燻したもので少し時間が長すぎたようです。
葉々窯、窯開き展
2019年05月03日
毎年5月3日から5日まで開かれる西谷の合馬の葉々
窯さんの窯開き展に行ってきました。今年も照葉樹の
萌黄色が美しい季節の展示会です。ご自宅に隣接す
る窯場と展示場で開かれています。ご主人で作家の
佐藤さんは白い粉引きが得意な方ですが今回は昨年
から出品している黒銀の器と、今回は茶色の器も出さ
れていました。合馬の産直市場のすぐ先に専用の臨
時駐車場を設けてあります。そこから徒歩で200m
です。奥さまは門司で「うちのパン」というパン屋さん
を運営されていて今回ご一緒に出店されています。
明日とあさっては合馬の産直市場もやっているの
明日とあさっては合馬の産直市場もやっているの
で、ご興味のある方はぜひご覧になってください。お値
段も食器各種が1000円から3000円台に設定されて
います。
専用臨時駐車場から北を見ると萌黄色の山裾の赤い石州瓦の民家が
葉々窯さんです。
今回粉引きのボウルを購入しました。いろいろな使い方が出来る器です。
右の白い粉引きの豆皿はお土産に頂きました。ちなみに左の黒い豆皿は
私の作品で漆仕上げにしています。
芦屋の茶釜の里
2019年05月02日
今年のGWは前半はずっと天気がはっきりしません
でしたがやっと五月晴れの良い天気になりました。
今日は以前から関心のあった芦屋町の茶窯の里へ
いきました。芦屋の茶釜は室町時代に大いに栄え
数々の銘品を生み出し現存する9つの国宝茶釜の
うち8つが芦屋で作られたものだそうです。隆盛を
誇った芦屋の茶釜も江戸時代前半に廃れ、その
技術は途絶えてしまいました。
平成になりその茶釜技術を復興し新たに茶釜の
平成になりその茶釜技術を復興し新たに茶釜の
製作を復元しました。今では表千家の家元にも認
められる銘品を製作しています。園内ではお抹茶
も飲むことが出来ます。園内には立派な庭園もあ
り見ごたえがあります。近くには「とと市場」もあり
美味しい海産物や南阿蘇ティーハウスのハーブ
ティーもあります。
茶釜の里正面です。
復元された茶釜です。
説明用に断面の実物も展示されています。
館内の様子です。
園内には本格的な茶室もあります。
園内の中央(大茶室の正面)には立派な日本庭園がしつらえてあります。
四季折々楽しめる芦屋茶釜の里です。
新茶づくり2019
2019年05月01日
今日5月1日は令和の新時代のスタートです。
平和で穏やかな時代であることを祈ります。
さて、
4月は後半になって茶の木の新芽も伸びてきて一茎二葉の新芽が摘みごろです。さっそく今年最初のお
茶を作りました。この季節の新茶は緑茶が一番です。
香しい新茶の香りが楽しめます。今回のものは香り
は良いものの少し苦みが残りました。もう少し強め
にもんで灰汁を採った方が良かったかもしれませ
ん。新茶はあと1,2回楽しめそうです。その後の
二番茶は紅茶、もしくは半発酵茶で楽しみます。
一茎に葉の茶の木の新芽です。緑が鮮やかです。
今回使用する茶葉です。
手もみで揉んで灰汁を絞り再び1分加熱して過熱して水分を飛ばします。これを4,5回繰り返します。
水分が完全に飛んで冷まして完成です。
早速新茶を入れました。新茶はもちろんおいしいですが効能としては
利尿の作用が強いようです。