山菜の季節スタート

2018年01月25日

暦では今、大寒の真っ最中で、実際日本列島は今シーズン
一番の寒気団に包まれ冷蔵庫というより冷凍庫の中のよう
な日々です。
ところが山菜など野草の植物たちも冬休みの最中かと言え
ばそうでもなく春山菜の季節がスタートしています。先日近
所で一番早く、フキノトウが出る場所では早くも数本、顔を出
していましたし川辺や湿地ではクレソンやセリが青々とした
葉を広げつつあります。裏山の竹林ではタケノコが地面の下
で出番を待っているはずですが猪の格好のえさになっている
ようです。
今の時期の山菜はどれもアクやクセがほとんどなく、食べや
すいです。アクの強いフキノトウも今はアク抜きなしで天ぷら
にしても、ほんのり苦みというか、春の息吹が感じられるよう
です。またアクが弱いだけでなく春の成長に備えて草体に生
命エネルギーを蓄えているようで私たちの所では春の山菜を
一度食せば寿命が3年延びると言われ尊ばれています。
3年命が延びるかどうかは別にしても自分の経験では
確実に体調が良くなります。身近な山菜が多い東谷で生活
できるのは本当にありがたいことです。


今年春一番のフキノトウです。3月まで場所を変えて収穫できます。



いつもは蕗味噌にすることが多いフキノトウですが今回は初ものという事で天ぷらにしました。
アク抜きなしで美味しくいただけました。



この場所は1月にフキノトウガ顔を出します。





上の写真が日本のクレソン、オオバタネツケバナで下がセリです。
  

Posted by メドウおじさん at 18:35Comments(0)山菜