金継ぎ3、欠け継ぎ

2018年01月18日

食器の破損は粉々に割れることより、多いのはふちが
当たって欠けることではないでしょうか。使用するたびに
洗うわけでどうしてもその時に他の食器と当たり欠ける
ことが良くあります。小さな欠けはよく起こり、そのまま
使用しても実用は差し支えないことが多いですが見た目が
良くなくそのまま棚の肥やしになっていることが多いです。
そのような食器は金継ぎで補修すると欠けの部分がアクセ
ント的なデザインとしてかえって良くなることがあります。
欠けの場合、欠けた部分が残っていればそれを使うとやり
やすいですが、無くなってもかまいません。その時は錆漆
と言って生漆と砥の粉を混ぜて漆のパテを作ってそれで
欠けた部分を埋めます。後は金粉や銀粉で蒔けば出来上が
りです。錆漆のパテは乾燥させるのに時間がかかるのが欠
点ですがそこはじっくりと待つしかないです。



これぐらいの欠けはよくできると思います。そのままだとちょっと残念なので
漆で補修します。



錆漆でパテを作って欠けの部分を埋めます。多めに埋めるのがコツです。
完全に乾いたら余分な漆をサンドペーパーなどで削って成型します。
後は金粉で蒔けば出来上がりです。

  

Posted by メドウおじさん at 20:48Comments(0)クラフト