不耕起農法もどき

2017年05月16日

不耕起農法というのは「耕さず」「無農薬」「無肥料」でいわ
ゆる雑草と一緒に作物を育てるもののようです。特に「耕さ
ず」というのがミソで雑草がはびこることで雑草の根の成長
が土を耕す効果があり土壌の団粒構造を整えて時間がた
てばたつほどホクホクの土に育つとのことです。私の庭の
一角にベリーのコーナーがあり5年ほど前からマルベリー、
キイチゴ、イチゴ、を育てていました。当時の目標は朝食の
自家製ジャム一年分の収穫で最初の3年は順調に収穫が
増えていたのですが2年前からキツネノワンの胞子による
菌核病が発症しほとんど収穫できない状態になりました。
コーナーのメンテもサボって放置状態になっていたところ、
ホタルブクロなどが大繁殖してイチゴが消滅しそうになっ
てさすがにまずいと思い先日から草取りをしています。その
時に気がついたのですが土が柔らかくいい感じになってい
ました。雑草の根による土壌構造の団粒化を実感できまし
た。草盆栽でも長年鉢で育てていると鉢全体に根が回り、
「根洗い」と言って鉢から出してもそのまま育てることが
出来るのですが、これも草の根による土壌の団粒化効果
かもしれません。本来の不耕起農法はそのまま雑草と一緒
に育てるのですが今回は一度草取りをして雑草の代りにワ
イルドストロベリーの種を撒いて育ててみようと思います。



一面ホタルブクロで覆われたベリーのコーナーです。イチゴ苗がホタルブクロに負けて
消えそうになっていました。

 

草取りをしたところ土が耕したようにホクホクになっていました。
もう一度一から作り直しになります。

  

Posted by メドウおじさん at 20:47Comments(6)庭作り