不思議な話

2017年02月19日


これは父や母が元気だったころの話で今から30年くらい
前の話です。父と母がある夜、自宅の上空に赤や青の光が
点滅する浮遊物体が突然現れたそうです。しばらく空中で
無音で静止していたそうです。気味の悪くなった二人はご
近所の奥さんにも声をかけたそうです。浮遊物体は光を点
滅回転させながら近づいてきたそうで何やら窓のようなもの
も見えて人影のようなものを感じたそうです。ますます気味
が悪くなった二人は家に入ったところ浮遊物体は突然消え
てなくなったそうです。この異様な話を一緒に聞いていた当
時幼稚園生だった息子は恐怖で顔を引きつらせていました。
母親一人ならともかく父も一緒に見ているのでまんざら妄想
でもないでしょうし何とも不思議な話でした。今でいうUFOの
第二種接近というものでしょうが、映画のETのような話でした。



上の話をイメージして作りました。右手の小さな人形はグレイ(笑い)です。



グレイは搭乗員なので円盤に乗り込みます。

グレイの肌色を出すのに灰に埋めて還元焼成にしました。円盤本体は
酸化焼成で明るい色に焼き上げました。


  

Posted by メドウおじさん at 10:45Comments(0)クラフト陶芸のこと

縄文ビーナス

2017年02月19日

縄文時代の土偶には女性をかたどった物が多いです。
とりわけ妊婦さんをモチーフにしたものが多いように
思えます。これは当時、邑単位の集落で生活していた
この時代の妊婦さんは豊穣のシンボルとみなされたも
のだと思います。縄文遺跡から発掘される縄文ビーナス
と呼ばれる女性像にふくよかな体型をしたものが多い
のもそのためだと思います。やがて時代が下り縄文後期
から弥生前期になると女性土偶も冠や呪術的な小道具を
持ったスリムな女性像が登場します。邑単位の小さな集落
がやがて大きなクニに移行してシャーマン的な女性が崇拝
されるようになってきたのでしょう。
個人的な感想ですが私は縄文ビーナスのようなふくよかなお
っとりした土偶の方が好きです。







縄文ビーナスをイメージして作りました。一度灰の中で焼いたものを最後に
取り出して熾火の中で酸化焼成して仕上げました。明るい土色に仕上がりました。
大きさは写真がほぼ実物大です。



  

Posted by メドウおじさん at 09:17Comments(0)クラフト陶芸のこと