七輪陶芸作品2

2016年12月12日

七輪陶芸作品の面白さの一つに決して同じものが二度と
作れないところがあります。同じ粘土、同じ釉薬を使っ
ても同じものはできません。七輪の中で火の当たり方、
温度上昇のテンポ、焼成の酸化と還元の具合が常に変化
するからです。プロの方や上手な方は成型は同じものが
作れますが私の場合成型も全く同じものは作れないので
私の場合は一回一回が一期一会の真剣勝負です。(その
割には焼き割れが多く、山野草の器が増えて困りますが
(笑い)冗談はともかく、焼き物、特に穴窯や登り窯など
の薪焼成の陶器に興味のある方にはお薦めの陶芸です。
七輪陶芸について質問のある方はこのブログのオーナ
ーメールで問い合わせいただければ私の知っているこ
とならお返事します。


この器は無釉で強還元で焼いたところ須恵器の黒陶の
雰囲気が出来ました。広島時代の知人に引き取られまし
た。




この作品は自家調合した黄瀬戸釉で焼いたのですが
還元焼成が強めに出て渋めの色になりました。


  

Posted by メドウおじさん at 18:44Comments(0)陶芸のこと