ゼンリンプリンテックスさんのフリーペーパー

2015年08月29日

住宅地図などで有名なゼンリンさんの関連会社でゼンリン
プリンテックスさんという会社があります。いろいろなお仕
事をされていますが私が注目しているのはフリーペーパー
の地域情報誌です。
初めて目にしたのは5,6年前に門司港レトロ街でレトロ
タイムズというタブロイド紙タイプのフリーペーパーでした。
「レトロ」というコンセプトを丁寧な取材と魅力的な写真で
構成されていて思わず数冊持ち帰り楽しませていただき
ました。今は廃刊されたようですが門司港レトロ街のレト
ロとしての認知と周知が確立したからだろうと思われます。
現在は私が愛読している南区を中心としたアーカイブ誌
「南都(MINTO)若松区の「人」「企業」「特産品」などを
中心に情報発信している「若松物語」最近では戸畑区の
「飛幡」、八幡東区の「虹色八景」も新刊されました。それ
ともう一つ注目しているのが、「関門、山口エリアを探訪す
る」フリーペパーの「たびゅーと」です。たびゅーととは「旅」
+「view」の造語だそうですが同時に誌面のコンセプトに
もなっています。内容も通り一辺の観光情報でなく隠れた
魅力を掘り起こしています。最新号では「かまぼこ」です。
学生時代を山口で過ごした私には仙崎の蒲鉾は懐かし
い味です。特集の内容も魅力的でしたが私が一番、驚い
たというか、感心したのは関門・山口という行政区をまた
いだ誌面作りになっていることです。この手の情報誌は
普通、県とか、市とか行政単
位でないと何かと難しい面があると思うのですがどんな魔
法を使ったのか興味あるところです。編集企画された方は
相当努力されたことだと思いますが読み手からすればごく
自然な編集エリアです。この辺りの誌面作りも好感が持て
ます。実は北九州市が合併発足した当時、当時の門司市は
下関と合併した関門市を目指した動きもあったそうで昔か
ら海峡をまたいだ両市はまさに一衣帯水の関係で今もそ
こかしこに同じ文化の香りがします。これから注目のフリ
ーペーパーの一つです。


ゼンリンプリンテックスさんのフリーペーパーの情報誌です。各区の行政の施設や
公共機関の駅で無料配布されています。小倉駅の観光案内所なら全紙そろいます。


 
  

Posted by メドウおじさん at 12:00Comments(4)東谷(北九州)の紹介