山家醤油さんのお店

2015年03月23日

無法松酒造さんの蔵開きの帰りにお隣の山家醤油さんの
お店を覗くと今日はお店が開いていました。ここは今は
ご主人がおひとりで店を切り盛りしているので普段は配
達などでお店をしめていることが多くよほどタイミング
が合わないとお店が開いている時に出会えません。それ
ではお醤油はお隣の無法松酒造さんのお店に置かれて
販売されています。お店は私好みの歴史ある古民家で
昭和のレトロ感いっぱいです。一度是非ゆっくり拝見し
たいと思っていました。きょうはちょうどご主人もいら
してゆっくりお話を聞かせていただきました。山家醤油
さんは今年で創業105年になるそうです。いろいろと
興味深いお話を聞かせていただけたのですが、一番の収
穫は味見をしなくても簡単に良い品質のお醤油を見分け
られる方法を教えていただきました。品質の良いお醤油
はもろみから絞ったお醤油原液の割合が多いそうで、そ
れは容器ごと少し振ってみるともろみ原液が多いお醤油
は泡が多く出ます。確かに高級品の「峰」と山家さんの
少し安いお醤油を振り比べるとその違いは一目瞭然でし
た。(この方法はもろみ原液の多い少ないを簡単に見分け
られますが味の好みは人それぞれなので厳密にいうとお
いしさの比較の尺度とは違いますが概ね、おいしさと
もろみ原液の割合の多寡は味と比例するとおっしゃっ
ていました。)


山家醤油さんのお店です。普段は閉まっていることが多いのですがこの日は
ちょうど開いていました。



山家醤油さんの商品看板です。お店の横の壁に貼られています。
コンパクトに商品の特徴が説明されています。





お店の窓口です。今は使われていません。たぶんお醤油の窓口ではなく
タバコの窓口だったのではないでしょうか。昔のタバコ屋さんはこんな
窓口だったように思います。それにしてもレトロ感いっぱいです。



お店の中の様子です。配達前の一升瓶が置いてあります。


入り口横の小あがりの小座敷です。お隣の無法松酒造さんも同じようなつくりになっています。


昔使われていた醤油徳利です。昔はこの徳利でお客さんが買いに来ていたそうです。


  

Posted by メドウおじさん at 19:42Comments(2)東谷(北九州)の紹介