復活七輪陶芸第一作

2015年01月20日

昨年末からにわかに意欲がわいた七輪陶芸を正月休み
の間に実施しました。新たに七輪と炭を買い込みイザ
本番です。今回焼いた土は先般紹介したストーブ陶芸
で使った自家採集の横浜の赤土粘土で、そもそも陶芸
用粘土ではないので耐火度が低いことが予想されたの
で慎重に温度を上げたつもりでしたが結果は、思った
以上に温度が上がって焼き割れてしまいました。2回
目の焼成ではもう少し慎重に調整して最高温度も少し
低めにしましたがそれでも形が変形してしまいました。
七輪陶芸では炭で焼くので還元焼成しやすく焼き上が
りは赤土だと濃い茶色の渋い色合いに焼けます。次回
この土で焼くときはより慎重に最高温度も低く焼きあ
がるようにするのが良さそうです。
焼き割れた作品ですがぐい飲みにするつもりでしたが
小品盆栽の器で使用します。今回は庭の苔を入れて
苔盆栽にして飾ってみました。


着火剤を下に入れて炭を入れ上に素焼きした作品を乗せます。



更に作品の上に炭をかぶせて覆います。内部の炭に火が移っているのがわかります。
しばらくこの状態で徐々に温度を上げていきます。



全体に火が回ったら遠目(2m)から送風を始めます。



徐々に送風を焚口に近づけます。陶芸用粘土で釉薬をかけたときは焚口に送風効を5cmまで近づけて
最後は炉内温度が1200度以上にしますが今回はここで止めます。



灰をかぶっていい色に焼けたのですが焼き割れました。



今回焼いた作品です。右は2回目の作品で割れませんでしたが熱変形しました。



焼き割れた器は小品の苔盆栽にしました。
  

Posted by メドウおじさん at 19:21Comments(4)クラフト