咲-SAKIの舞台2

2014年09月28日

先にヤングガンガンに掲載されている咲-SAKI
の舞台が新道寺の丸山周辺であることを書きまし
たが今回作品の描写の背景や表紙から更に場所が
絞り込めました。ピンポイントの場所でいうと丸山
から東谷川の川沿いを通り法円寺の前に出る古い旧
道(農道)があるのですがそこが描かれている場所
です。古くは木橋だったトトロ橋や中筋踏切、
鉄橋、鉄橋下の小さなトンネルなどがリアルに描か
れています。
驚いたのは踏切に架かる標識の傾きまでがリアルに
描かれていました。
北九州市は映画のロケ地誘致に熱心で市には専門の
窓口と担当者がいます。今までに多くの話題作のロ
ケ地になっており平尾台もよくドラマのロケ地で登
場しています。最近何かと怖い話題の多い北九州で
非常にユニークな活動だと思います。北九州全体で
映画やドラマの聖地巡礼ができるくらいの数で立派
な観光資源になると思います。
ではなぜ「咲-SAKI」で新道寺がその舞台に選ば
れたのかその理由ははっきりしません。原作者の小林
立氏は東京生まれで福岡には縁がなさそうです。作画
の木吉紗氏が佐賀県出身で福岡在住とのことなのでロ
ケ地としての北九州に目を付けたのかもしれません。(
あくまでも私の推測の一つです)

正面向こう側から手前に登場人物が歩いた道です。



中筋の踏切でここも描かれています。ひょうしきのかたむきもそのままで実にリアルです。



東谷川に架かる鉄橋です。



トトロ橋です。昔は木橋でしたが大水で流されて以来仮橋のままです。ここもこのまま描かれています。



物語で重要な場面だった高架下の小さなトンネルです。



もう、盛りは過ぎましたが彼岸花がきれいなあぜ道です。この背景も使われています。


  

Posted by メドウおじさん at 20:48Comments(4)東谷(北九州)の紹介