旧秋月街道散策5(郷原~目倉1)

2014年09月01日

加用の集落を抜けると川沿いの道を南に進むと
東谷石油のスタンドの裏を通り新しい322号線
に出ます。今の322号線は4車線の立派なもの
ですが35年くらい前は今の半分以下の2車線で
した。さらに遡ると昭和10年代は車線幅2間
ほどの狭い道を小さな乗り合いバスが走ってい
たそうで今も昔もこの道は重要交通路だったこ
とがうかがえます。旧秋月街道は東谷石油の先
で322号線を横切り郷原の集落の前を通りや
がて郷原の集落が終わる少し先で右折して旧国
道に入ります。旧国道に入ったところにグリー
ンロジスティクスと呼ばれる元採石場がありま
す。この先に旧国道を横切る小川がありこの先が
目倉になります。この小川がかつての中谷と東谷
の境だったそうです。(ちなみに今は目倉の集落は
中谷の町内になっています。)




加用を抜けると郷原に向かって川沿いを直進します。前方に見える高架の先が郷原です。


上の写真を右折すると東谷石油のSSで左折するとすぐに高津尾橋で東谷川を渡ります。
街道は直進して高架下の国道322号に出ます。




お米問屋のマルヨシ物産の裏で322号線に出合います。この辺りは旧322号線が拡張されて4車線になってい
ます。旧街道は道路の向こう側の歩道あたりを通っていました(昔語りの会の説)が、もう一つ前方の竹林の裾を
通る道も残っていてこの可能性もあります。



左手前方に見える集落が郷原です。



322号線の歩道沿いにあるお宅の赤レンガ塀です。三谷にはこのような古い赤煉瓦の塀や蔵が
数多く残っています。昭和の初めまで石原町駅の隣にレンガ製造の工場があったそうなのでそ
の影響かもしれません。



赤煉瓦の塀のお宅にあるタブの木の巨木です。北九州市の保存樹に指定されています。


郷原の集落が終わると前方に見える竹林の尾根の向こう側が目倉の集落です。




前の写真の竹林の向こう側です。山すそに小道が付いていて、奥には小さなお堂があります。



お堂には山神様が祀られています。昔、各集落の里山では炭焼きや狩りなど山の恵みをいただくために
山神様を、また川の魚や稲の豊作を祈って:水神様を祀っています。



山神様の小道の先から旧街道は322号線から別れ左に折れて旧322号線に入ります。旧322号線に入って
すぐのところに元採石場(現在は堆肥工場)があります。旧街道はここから山すそに向かって坂を上ったそうです。
ちょうど上の写真あたりです。坂の上にはお茶屋があって旅人が休憩していたそうです。

旧中谷と旧東谷の境界の小川です。写真の右手が中谷村、左が東谷村だったそうです。昔はこの小川の上流の
湧水で旅人はのどを潤したそうです。