志井駅舎解体

2014年03月24日

しばらく日田彦山線に乗らなかったらいつの間にか志井
駅舎が解体されていました。これだから油断も隙もあっ
たものではありません。駅舎はすっかり解体され、代わ
りに小さく簡素な待合所が建設中でした。以前の駅舎は
無人のプレハブだったのでJRも治安上の不安があった
り駅舎自体の建築物の価値も低いと判断したのだろうと
思います。JRの判断も半分は理解できますが、それでも
駅舎自体を簡単に解体していいものか、個人的には疑問
が残ります。この分だと石原町駅もいつ同じ目にあうか知
れたものではありません。
これで東谷の日田彦山線の駅は呼野駅に続いて志井駅
も駅舎のない停留所同然になりました。私が今追いかけ
ている旧小倉鉄道の停留所時代に戻っているようです。
さびしい限りです。その点、採銅所駅を買い取って復元
保存した香春町は立派です。無人駅でも駅前のロータリ
ー周辺はきれいに維持されていて住民の方の駅への愛
情を感じます。



解体前の志井駅舎です。写真に残していてよかったです。


かつての駅舎の中です


下り線のホームから石原町方面を見ています


志井駅が解体されていました。


駅舎の変わりに小さな待合所が作られます


通路橋は以前のものが残されました


通路橋の上からの撮影です。駅舎のない駅はさびしいですね
  

Posted by メドウおじさん at 20:56Comments(2)勝手に近代化遺産