旧小倉鉄道・木下駅跡

2014年02月03日

旧小倉鉄道は現在の日田彦山線の前身でした。
田原先生の著作に旧小倉鉄道の話しがあり当時は
現在の志井、石原町、呼野の駅のほかに母原と木
下の二駅があったそうです。東谷在住の友人から
も木下の本村にそれらしき跡があると聞いたので
さっそく探索に行きました。木下の旧322号線
沿いにある東谷中学校の前にある自動車修理工場
の横を農道が通っており新道の322号線方面の
田圃に行くのに使われているようです。この農道
が日田彦山線を横切る踏切が大久保踏み切りです
がこの踏切の横が今は雑草に覆われていますが、
いかにも昔、駅のホームがあったように見える場
所がありました。近づいてよく見るとありました。
線路から高さ5,60cmのレンガ造りのホーム
の基礎のような遺構が残っていました。この高さ
5,60cmのホームというのは以前、福岡の東
区の香椎から八田まで敷かれた旧陸軍の引込み線
ホームとほぼ同じ高さなので間違いないと思いま
す。雑草に覆われて全容が見えませんがそれなり
の規模で残っているようです。もうこれ以上破壊
されることもなさそうですが、CGの復元は無理
かもしれませんが以前の駅の様子を調べて見たい
と思います。


大久保踏み切りの横です。いかにも昔駅舎のホーム
があったように見えます。

昔のホームのようですがどうでしょうか。ここにも
赤煉瓦が使われています。

別の角度からです。写真の左が今の線路です




母原の福が森踏切から志井方面です

福が森踏切から石原町方面です。上の2枚の写真
のどこかに母原駅があったはずですが今はちょっと
どこなのかわかりません。ご存知の方がいたら教え
てください。
  

Posted by メドウおじさん at 12:00Comments(4)勝手に近代化遺産