ほたる橋周辺改修工事

2014年01月06日

ほたる橋周辺の河川改修工事が本格化してきました。
少し上流側の池田堰のあった場所は一部河岸工事が
完成しており完成後の全体像が想像出来るようになり
ました。河岸はコンクリート壁ですが壁の一部に隙間を
作って植物が自然発生できるよう工夫されています。
完成して数年すればむき出しのコンクリ壁も自然の草
で覆われるでしょう。川床は大型のショベルカーが入り
平らにするので自然の瀬を取り戻すのは時間がかかり
そうです。蛍の自然発生は餌となる巻貝のカワニナなど
がはたして再生するのかどうかがポイントになると思い
ます。最近の東谷川の状況を見ていると本流域での巻
貝の発生はかなり難しいように思われます。
今回の改修は河川の自然環境に与える影響は大きい
ですが、それでも最小限の配慮がなされており一昔前
の三面コンクリ張りの河川改修に比べればだいぶまし
です。新しい河岸には遊歩道が整備されるようでこれ
は大賛成です。できれば歩道がアスファルト舗装され
ないことを希望します。未舗装の道も問題がありますが
アスファルトに比べればまだましです。出来るならば
バークチップを敷き固めた舗装がベストですが果たして
どうなるか気になるところです。いつの日か石原町から
呼野までのやく4キロの川沿いの遊歩道が出来れば
間違いなくちょっとした名所になると思いますのでぜひ
実現して欲しいです。また歩道の植樹も桜もいいので
すが単植は避け落葉性の広葉樹をいろいろ植えれば
植生豊かな遊歩道が出来るのではないかと思います。





左岸が新しい河岸です。隙間が見えます。



下流側の工事風景です



上流側です。左の河岸には遊歩道が作られるようです。



上流側のでんでん淵ですがこの辺りは改修されないようです。

  

Posted by メドウおじさん at 19:12Comments(2)東谷(北九州)の紹介