シマカンギクとマユミの実

2013年12月27日

久しぶりに植物の話です。先日金辺峠の旧道を散策した
のですが東谷ではあまり見かけなくなったシマカンギク
と庭木でよく使われる落葉低木のマユミの赤い実を見か
けました。シマカンギクは野生の野菊で黄色い一重の直
径2cmほどの花を咲かせます。園芸種の小菊に似てい
ます。平尾台の台上では今も良く見かけますが東谷の里
ではあまり見かけなくなりました。平尾台の麓の井手浦
から呼野にかけてわずかに見かける程度です。シマカン
ギク自体は丈夫な野草ですが日当たりなどの自生環境が
変わるといつの間にか消えてしまいます。我が家にも数
株あったのですが木の影になった場所ではいつの間にか
消えてしまいました。残念です。残った株は日当たりを
確保して大事にしたいと思っています。
マユミは新緑の艶やかな新葉や秋の紅葉、鈴のような落
葉した後の赤い実など見所の多い庭木です。赤い実は
有毒なので鳥も食べないのか冬の寒空の中で残っていま
した。マユミの実は有毒ですが新芽は春の山菜として天
ぷらにするととてもコクがあって我が家では春の山菜料
理の定番です。




野生のシマカンギクです。





鈴なりのマユミの実です。
  

Posted by メドウおじさん at 19:21Comments(0)季節の花