古代官道、田河道

2013年10月05日

古くは開化天皇や仲哀天皇の時代から律令制度が整った
奈良期初期にかけて官道、田河道は整備されてきました。
豊前国京都郡から田河道を通り大宰府に至る現在の20
1号線の元となる旧道です。
仲哀トンネルの香春側手前に鏡山神社がありそこには
旧田河道を示す説明版が設置されています。旧の仲哀ト
ンネルの七曲の峠を越えて鏡山神社に至る幅およそ二間
の旧道です。この幅は古代の主要道の統一基準だったよう
です。その後時代は下りますが東谷を通る旧秋月道もだい
たいこの幅になっています。イメージ的には馬2頭がすれち
がえる幅といったところのようです。香春町自体も採銅所
からこの鏡山一帯を万葉の歌散策路として売り出してい
ます。ちょっと歩き疲れたときは道の駅香春がちょうど休憩
所に良いと思います。秋の散策でぜひ歩いてみたいと思い
ます。



鏡山神社への参道です。神社が正面に見えます。


旧田河道の石碑です


石碑の前の道が旧田河道です。

  


Posted by メドウおじさん at 19:10Comments(4)香春町