平尾百仏

2013年09月25日

平尾台にはかつて各地に石仏が安置されていました。
古いものは1400年代の年号の入ったまのがあるそう
でかなり古くから信仰されていたようです。西国の霊場
廻りのように石仏を巡ってお参りする風習もかってあった
ようです。いつのころか台上の各地にあった石仏を集め
吹上峠から大平山に向かって100mほどのところに
まとめて安置して平尾百仏と呼ばれるようになりました。
平尾台の台上の草原の中には今も人知れず石仏が安置
されているかもしれません。


平尾百仏を正面から見たところです。周辺は草が
刈られて手入れがされています。吹上峠周辺は
本来は里の植物であるクズやヨモギが大繁殖し
ていて心配です。百仏の周りにはサイヨウシャジン
(ツクシシャジン)が自生しています。



百仏の前にはすり鉢状のドリーネがあります。
ここもクズが覆い尽くしています。
  
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Posted by メドウおじさん at 19:10Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り