井手浦川沿いの美田

2013年06月09日

塔ヶ峰を源流とする東谷川の支流の一つ、井手浦川は
全長2km弱の短い川ですがその流域は源流近くは今
では珍しい棚田が広がり東谷川と合流するあたりは、
かって天皇家への献上米の作田が残っています。また
江戸時代には小笠原家への献上米も作っていたそうで
古くから美味しいお米のとれる一帯です。
私はここで作られるお米を農家さんから分けていた
だいています。ここのお米で炊いたご飯は冷えても
美味しくおにぎりにしたら絶品です。
井手浦の中心部は北九州市の浄水場の敷地になって
いて井手浦川は浄水場のすぐ横を流れています。
春は桜並木が美しく、秋は奥部の棚田に広がる稲穂
と畦の彼岸花が綺麗な場所です。ちょうど今は井手
浦川は蛍の恋の季節で夜の八時頃になるとパートナ
ーを求める蛍の光が川面を照らし幻想的な光景が広
がります。





井手浦の棚田です。田植えはほとんど終わっていますが
3枚目の写真に写っている小さな田は山水の水温調整の
ためまだ植えてないようです。狭いので田植え機は使わず
に手植えするようです。

井手浦川中流域です。ここで取れるお米を分けてもらっています。

蛍が飛ぶ井手浦川です。ここから夜になると
よく見えます。左が桜並木、右が浄水場の敷地の
草地です。



  
タグ :井手浦川


Posted by メドウおじさん at 16:54Comments(5)東谷(北九州)の紹介