ラ・フランス

2013年05月21日

オールドローズのところで少し書きましたがフランス産の
ラ・フランスは1867年に作出されたといいますからもう
150年近く前の話です。ちょうど日本は幕末で明治の
夜明けが目前の頃です。その頃の日本ではまだバラへ
の関心はなかったと思われます。
ラ・フランスはハイブリッド・ティー系の元祖と言われ
四季咲き、木立性の大輪で芳香というモダンローズのは
じまりと言われます。これほど有名、かつ重要なバラで
今なお世界中で愛されているのに何故かこのバラが殿
堂入りのバラに選ばれていません。どうしてなんでしょう
ね。
最近の現代バラに比べるとやや耐病性に劣りますが
それでも育てやすい方だと思いますし、まるでケーキの
生クリームのバラを思わせる花色と花姿もまさに、THE 
ROSEと言う感じです。


フランスの名門ナーセリー、ギヨー社の名花ラ・フラン
スです。画面からあの芳しい香りをつたえられないの
が残念です。

すっかり咲ききったラ・フランスです。八分咲きの
上の写真くらいが一番美しいと思います。

  


Posted by メドウおじさん at 20:45Comments(2)バラの話題