野生のタラの芽と刺なしタラの芽

2013年03月30日

例年だとソメイヨシノが咲きだす頃に芽が出てくるタラ
の芽ですが今年は先週の日曜には食べごろになっていま
した。
数ある山菜の中でも王様と言われるだけはあります。
天ぷらにするのが一番無難な食べ方ですが私はお浸しに
してマヨネーズ和えや煮浸しも好きです。ウコギ科独特
の風味がまさに春の山菜を感じさせてくれます。
タラの芽は最近ではスーパーにも小さな芽がパック入り
で販売されていますが、こちらは栽培しやすいように刺
のない品種に改良されています。新芽は鮮やかな緑色で
す。一方野生のタラの芽は赤みのある色で茎から芽まで
鋭い刺に覆われています。生ではとても食せるように
思えませんが、新鮮な若いものはゆでたり揚げたりす
れば思ったり柔らかくなり支障がなくなります。我が家
では両方共育てていますが野生種の成長に比べ改良種は
成長が遅いようです。改良タラの芽は何度も収穫できる
のですが野生種は1番芽で、2番芽以下を摘み取ると
場合によっては枯れてしまいます。味は野生種の方が
山菜らしい気がしますがこの辺は好みの差が出るよう
です。

こちらは野生のタラの芽です


                                これは改良種の刺なしタラの芽です


この日の収穫です。野生種と改良種のタラの芽、山椒の新芽とワサビの葉です

この日は天ぷらとおひたしで食べました


 

  
タグ :タラの芽


Posted by メドウおじさん at 20:05Comments(3)山菜