秋の花3

2012年10月20日

日暮れが早くなっていよいよ秋の主役、菊が咲き始め
ました。日本産の野生の野菊にはノコンギクなどの
アスター属とキク属があります。アスター属の方は
気が早いものは8月の下旬から咲き始めますがキク属
は短日植物といって日照時間が短くならないと花が咲
きません。黄色いシマカンギクや白いノジギクはもう少し
先ですが皇后陛下がお好きなハマギクが咲きました。
直径が6cmくらいの大きめのマーガレットのような
花です。学名のなかにNIPPONの名前が入っている
日本固有種で東北から茨城の太平洋側の海岸に自生
する落葉性の小低木のキクです。園芸植物としてとき
どき園芸店で見かけます。根付いたものは芽吹きの力
が強いので切り詰めても翌春に新しい枝を伸ばして
コンパクトに育てられます。
そのほかではシュウメイギクやホトトギスが盛りです。

サラシナショウマです。昔理科室の試験管を
洗うブラシに似た花を咲かせます。


ツワブキの花です。これもキク科の花です

一重のシュウメイギクです。キクトなっていますがアネモネの
仲間です

ピンクのキフネギクです。シュウメイギクの八重です。

ガウラ(白鳥草です)背がかなり高くなるので夏に一度
切り戻すと秋にコンパクトに花が咲きます

ハマギクです。日本の固有種です。


  
タグ :ハマギク


Posted by メドウおじさん at 20:07Comments(2)季節の花