東谷の田植え

2012年05月20日

東谷でもいよいよ田植えが始まりました。
田植えのためには水を引かなければならないのですが
そのために東谷川では各地に堰が作られています。
稲の穂が出る出穂以降は田圃も水を落とし堰も翌年
春まで開放されますが、今は田圃に水を引くために
堰は閉じられ用水路を通って各田へ導水されます。
以前の堰は岩場など自然地形を生かして、川幅の
狭いところに棚板を渡して川を堰き止め川の水位を
上げ水を引いています。昔は堰の管理は大変重要で
堰の開閉も大変だったのですが今は可動式の堰となり
管理も楽になっています。石原町の周辺でも田起こ
しから代掻き、田植えの一連の農作業はほとんどト
ラクターで行うことが多いようです。昔のような手
植えの田植えはほとんど見ることはないですが、ト
ラクターが入らない小さな田や田の角は今でも手植え
するようです。東谷では田植えが始まると梅雨が近く
なります。

田起こしは先週完了しました


普段開放されている堰も閉じられ水位が上がっています



代掻きも完了です。ここの田は来週田植えです



加用の昔の堰の跡です。



堰から用水路への取り込み口の跡です。



お隣村の山本の中谷川に残る古い堰ですが今も現役です。
  
タグ :田植え 堰


Posted by メドウおじさん at 19:31Comments(0)東谷(北九州)の紹介