櫨ヶ峠隧道

2011年11月15日

櫨ヶ峠の隧道は東谷の山ヶ迫から中谷の春吉へ抜ける山道の途中に
あります。昔の村人は峠の九十九折の難所を越して行き来していたようです。
当時尾根には櫨の木がたくさん植えられていたそうです。
隧道は昭和9年に作られました。戦争中は陸軍の弾薬庫として
使われていたそうです。昭和30年代後半、小学生だった私は
友達とここに遊びに行ってトンネル入り口付近で戦争中の火薬の
残りの破片や薬莢を拾って集めていました。火薬片は火をつけると
20年近くたっているのに良く燃えたのを憶えています。
ここや、春吉の眼鏡橋は近代化遺産としていつまでも残ることを
願わずにはおられません。




内部は車一台がやっとの幅です。



右書きのトンネル名に時代を感じます。


旧国道322号線の山ヶ迫から山道を登っていきます。大型車は通れません。
  
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Posted by メドウおじさん at 18:14Comments(2)勝手に近代化遺産