塔が峰

2011年10月07日

平尾台の麓の集落の井手浦の背後にそびえ立つ山が塔が峰です。
井手浦から見たその山容は屹立した鋭角な三角形で子供の頃は
とんがり山と呼んでいました。この山は見る角度によって見え方が
随分と変わってきます。東谷地区のいりぐちにあたる高津尾あたり
からだと比較的穏やかな山並みに見えます。
この山は戦国時代に地元の豪族長野氏がここに山城を
築いている最中に大分の戦国大名の大友軍に攻撃を受け落城した
との言い伝えが残っています。頂上付近は平坦地のない山ですからおそらく
平尾台からの尾根の一部に存在したものと思います。
今は棚田がのどかに広がる井手浦ですがその昔にここで戦が
あったとは思えないほどです。 



井手浦から見た塔が峰です。


目倉から見た塔が峰です。
  

Posted by メドウおじさん at 17:47Comments(3)