島村志津摩の小説(峠を出でて奇兵隊を撃て)

2018年01月08日

幕末の小倉戦争において山縣狂介の奇兵隊と三谷地区
で激戦を繰り広げ企救郡は失ったものの田川、京都郡を
中心とする豊津藩として存続させた郷土の英雄なのです
が、いかんせん、徳川譜代として長洲戦争の敗軍であり
勝者の長洲には維新回転の英傑がキラ星のごとくおり長
洲の陰に隠れ歴史の表舞台に出ることはほとんどなかっ
たのですが、それでも九州文学の重鎮、劉勘吉氏や白石
壽氏原田種臣氏が小説や歴史書として描いています。
最近大手出版社、幻冬舎から小野剛史という方が「峠を
出でて奇兵隊を撃て」として出版されました。小野氏は地
元の出身の方で「かんだ郷土史郷土史研究会員」として
活躍されておられる方です。島村志津摩と同時期の小倉
藩家老でライバルの小宮民部と善と悪の対立関係として
描かれることが多かったですが本編は二人の関係を深く
複雑に描いています。230pを面白くて一気に読破しまし
た。いつかTVでドラマ化されると嬉しいです。


島村志津摩の小説(峠を出でて奇兵隊を撃て)


島村志津摩の小説(峠を出でて奇兵隊を撃て)



同じカテゴリー(東谷(北九州)の紹介)の記事画像
市丸の菅原神社
原口九右衛門さんを偲ぶ会
二市一郡新四国霊場等を語る会、貫水汲みツアー
日は恒例の餅つきです
三谷昔語り合本続巻のつづきについて
東谷郷土誌、頒布開始
同じカテゴリー(東谷(北九州)の紹介)の記事
 市丸の菅原神社 (2024-04-13 09:29)
 原口九右衛門さんを偲ぶ会 (2024-03-22 05:53)
 二市一郡新四国霊場等を語る会、貫水汲みツアー (2024-03-11 20:20)
 日は恒例の餅つきです (2023-12-27 19:25)
 三谷昔語り合本続巻のつづきについて (2023-12-25 08:37)
 東谷郷土誌、頒布開始 (2023-12-23 18:26)

Posted by メドウおじさん at 10:20│Comments(0)東谷(北九州)の紹介
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。