三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)

2016年01月30日

葉葉窯は東谷の隣町西谷の合馬に佐藤さんが築いた窯場
です。佐藤さんは地元の方で萩で修行したのちに実家の
現在地で葉葉窯を開きました。窯場は実家の古民家の納
屋を改造したギャラリーと作業場からできています。
ギャラリーの作品の多くは白い粉引きからなる食器(テー
ブルウェア)と対照的な茶黒の天目釉です。粉引きというの
は赤土系の胎土に白い化粧土の釉薬をかけて焼きますが
葉葉窯さんの粉引きは少しマットな感じで落ち着いた風合
いです。作品は普通に化粧土をかけたものと細かい線刻
模様の入ったものがあります。普通の粉引きは和洋どちら
の料理にも使えますし線刻模様の方はおしゃれなデザイ
ンです。窯はガス窯だそうで良く焼き締まった胎土と深み
のある粉引きの白さは還元をかけて焼いたのかもしれま
せん。どの作品も佐藤さんが白い食器をめざして作陶を
はじめたそうでどの作品も優しい柔らかい白さは見事です。
白い粉引きの食器をお求めの方なら一度手にとってみら
れると良いです。毎年5月の連休に窯開きをされるそうで
今から楽しみです。

三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)

葉葉窯さんの作業場とギャラリーです。作業場では薪ストーブを使われている
そうです。ストーブの灰は作品の釉薬として使うこともあるそうです。粉引きの
化粧土と混ぜるとビワ色に発色して綺麗です。


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)
ギャラリー内部のようすです。


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)

白い粉引きと黒い天目の対照的な作品です。


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)

上の真ん中の丸皿がビワ色の灰釉です。渋い色合いです。


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)

マグカップも作られています。


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)

今回もとめたぐい呑みサイズのカップです。鉄分トビもない綺麗な地肌です。


三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)

葉葉窯さんの栞です。クリックで拡大します。



三谷(西谷)の陶芸作家(葉葉窯)

栞にはおしゃれな場所地図が印刷されています。




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Posted by メドウおじさん at 19:01│Comments(2)陶芸のこと
この記事へのコメント
これは素敵な♪
今度行ってみます(^^
Posted by ゆこむし at 2016年01月31日 01:34
白い粉引きのテーブルウェアが作品の主体です。粉引きで深みのある白さを発色させるのは以外と難しいのですが佐藤さんは確かな腕前です。
Posted by メドウおじさんメドウおじさん at 2016年01月31日 14:07
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