エビヅル2015

2015年10月01日

エビヅルは野生のブドウでヤマブドウが自生しない
九州では数少ない食用になる野生のブドウです。
ノブドウと同じように比較的よく見ることが出来
東谷でも珍しい植物ではありませんがノブドウと違
って雄株と雌株がある雌雄異株です。実は雌株に付
きますが雄株と比べると数が少ないように思います。
また株がかなり大きく成長しないと実が付かないよ
うで実の付く株はそう多くありません。また野生種
の特徴なのか収量が一定しません。里の周辺では
ツルがはびこるつる雑草として扱われ幼株のうちに
刈り取られることが多いようです。味も本州のヤマブ
ドウに比べると今一なのも邪険に扱われる一因かもし
れません。私は甘酸っぱい味は好みで何とかこれで
ジャムを作ってみたいのですがジャムにするほど採集
できないのでせいぜい果実酒を作るぐらいです。
エビヅルのアントシアニンが溶けだした果実酒は見た
目もきれいで楽しめます。

エビヅル2015

完熟したエビヅルの果実です。ヤマブドウより一回り小さい7mmほどの大きさです。


エビヅル2015

今回の収穫分です。ジャムには足りないのでエビヅル酒(果実酒)にします。


エビヅル2015

ホワイトリカー≪35度)に氷砂糖と一緒に漬け込みます。お正月頃から飲むことが出来ます。


エビヅル2015

エビヅルの大株ですが上の方は収穫できません。たぶん10年物の株です。
里近くにある雌株なので切られないことを祈りたいです。




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Posted by メドウおじさん at 22:03│Comments(2)食べ物果樹
この記事へのコメント
おはようございます!
エビヅルの果実酒って、やっぱり薄紫色になるのでしょうか?
味はもちろんのこと、色も美味しそうですね~。
お正月に飲めるなんて素敵!私も飲んでみたいです。
Posted by あゆっち at 2015年10月08日 08:08
そうなんですよ。きれいな紫に染まります。見てきれいで、飲んでおいしく、健康にも良いと3拍子揃ってます。ヤマモモの果実酒もルービー色に染まってきれいです。たぶん、エビヅルよりヤマブドウだともっとおいしそうですが残念ながら九州には自生していません。春の山野は山菜が美味しいですが、秋は果実飲み物ですね。リンゴに梨にぶどうと東谷の母原では観光農園が盛んですよ。
Posted by メドウおじさんメドウおじさん at 2015年10月08日 18:46
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