農薬不使用米の田圃拡張決定

2018年10月05日

先日、農薬不使用米の記事をアップしましたがオーナーの増田氏が
隣接する耕作放棄状態の田圃、約2反を借り受け農薬不使用米を
拡張栽培することにしたそうです。
耕作放棄状態の田圃は数年来放置され、各種の雑草が生え
放題で大荒れの状態でしたが、増田氏の考える自然栽培では
雑草など多種多様な草が生えている環境は作物にとっては望
ましい状態と考えます。このことは私が実験的にやっている
協生農法栽培ともほぼ共通する考えです。一度耕転して稲作を
再開した場合は従来の栽培では再び雑草が繁茂して元の木阿弥
になると思いますが、常時冠水状態での栽培では土中の種は発芽
成長できずやがて雑草は生えてこなくなります。これで除草剤な
どの農薬は使う必要がなくなります。私個人としてはあの荒れ放題
だった耕作放棄水田で果たして稲作がすぐに再開できるのか?
強い関心がありますが長年耕作放棄していたので周辺の用水路
なども再整備しなければいけないので来季の作付けは難しいかも
しれませんが当面目が離せません。

無肥料、農薬不使用、冠水栽培で作るお米に興味のある方は、
ぜひ一度賞味してみてください。お問い合わせは下記までどうぞ。
南友建工(株)tel;093-451-0282(担当:増田(女性)
価格は1kgあたり500円、2kgから注文を受けます。
(消費税込みで、送料は別途かかります。)



手前の草刈りをした部分が新しい田圃です。ここでどのように稲が育つのか大いに関心があります。