自家採種するという事

2018年06月13日

野菜は自家採種で最低5世代を重ねると独立した品種
になると言われます。
今、ホームセンターなどで販売される種はその多くがF1
種と言われる雑種強勢を図ったものです。丈夫で収量が
多いと言われますが一世代限りのもので次世代からは親
とは全く違う形質だったり中には受精すらしないものもあ
ります。
一方地方には細々と残る地野菜とか伝統野菜と呼ばれる
ものがあります。これらは5世代どころか何十年、何百年も
続いているものもあります。伝統野菜の種はその形質だけ
でなく、その土地の記憶すら伝えて、その土地に合った成
長をすると言われます。私もできるだけ自家採種した種を
使うようにしています。代を重ねるとどう変化していくのか
これも楽しみです。ちなみに今年はワイルドルッコラ、ヤブ
ツルアズキ、ササゲ豆小麦、ソバ、日本トウモロコシを自家
採種したもので育てています。


ササゲ豆です。



ヤブツルアズキです。成長のスピードが上がってきました。



こぼれ種で発芽、成長したソバです。



トウモロコシです。


ワイルドルッコラのセルバチコです。



こぼれ種の赤紫蘇です。緑の青紫蘇も生えています。


  

Posted by メドウおじさん at 19:19Comments(0)協生農法 協生理論