赤楽ぐい呑み、銘:掌(たなごころ)1

2018年01月14日

先般作製した黒楽と対になるように今度は赤楽でミニぐい
呑みを作ってみました。銘:掌(たなごころ)は手のひらで
コロコロ転がるような丸みを帯びた形からですがもちろん
シャレです。(笑い)銘をつけるような大それたものでない
のは作った本人が一番よく知っていますが楽焼の名家、
樂家に少しでもあやかりたい気持ちからです。赤楽は赤
土系の粘土か、白土に赤土の泥漿を塗って楽透明釉
で焼き上げます。割れて水漏れするようでしたら赤漆で
蒔くことにします。


赤楽は赤土系の粘土で成形します。



素焼きは例によって薪ストーブの灰の中に埋めて焼きます。


赤土の泥漿と楽透明釉の釉を塗ります


七輪で焼きます。楽焼は低火度で焼けるので温度が上がり過ぎないように送風量を
コントロールします。


うまく焼けたのですが外側は灰を被って赤楽の雰囲気が少なくなりましたが
ヒビもなくよくできた方です。当初、赤漆で蒔く予定でしたが当面このまま使いたいと思います。

七輪陶芸をやってみたい方や興味のある方はご一緒に楽しみませんか?
関心のある方はこのブログの「オーナーへメッセージ」でメール連絡ください。


  

Posted by メドウおじさん at 18:25Comments(0)陶芸のこと

キクイモ

2018年01月14日

東谷も冬が本番になりキクイモの収穫時です。キクイモは
イモとありますが北米原産のキク科の仲間で成長すると高
さが2m以上にもなりヒマワリを小型にした花が咲きます。
山菜としての利用は根茎部でイモのように肥大した部分
です。元々は救荒作物として導入したものが野生化して
繁殖していったものです。イモとは少し違うシャキシャキした
食感できんぴら、ポテトチップスなどで食べますが近年は
その成分のイヌリンが血糖値改善効果が着目されています。
育て方は簡単でほとんどの場所でイモを埋めておけば勝手
に育ってくれます。手間いらずなところは協生農法に向いて
いると思っています。


掘り出したばかりのキクイモです。



キクイモは生のままでも煮たり炒めたりできますがチップにして乾燥させれば
長く保存できます。



乾燥させたチップはミルで砕いてお茶にしたりみそ汁に入れても美味しいです。

  

Posted by メドウおじさん at 10:26Comments(0)ハーブ食べ物