稲の天日干し

2017年10月02日

最近の稲刈りでは刈り取った稲はその場で脱穀まで
できますがこの田圃では昔ながらの天日干しで干し
ています。天日干しは大変な重労働ですが新米の味
が引き立つそうです。今はたいがいの農家さんは機
械干しで室で自動乾燥させるようです。この田圃で
はオーナーさんがこだわりのお米を作りたいという
事で約2反の水田に無農薬で収穫直前まで水を張っ
て作ったそうです。現在の従来農法では出穂が始まる
お盆前ごろからは水を落とすそうなのでかなり異なる
やり方ですが、よく考えると江戸時代や明治では湿地
性の田圃では収穫するまで水があったでしょうから、こ
れが本来のやり方なのかもしれません。



刈り取った稲藁を縛るまでは機械がやってくれますが、振り分けて竿にかけるのは
人力ですから大変な作業です。

  

Posted by メドウおじさん at 19:52Comments(2)東谷(北九州)の紹介