平尾台のドリーネ

2017年08月09日

平尾台上には大穴、小穴をはじめ多くの窪地(ドリーネ)が
存在します。ドリーネの底にたまった雨水は地下の鍾乳洞
へとしみこみます。
子供のころ平尾台の草原には地下深くへ続く底なしの穴が
ありそこへ落ち込むと二度と這い上がってこれないと脅され
た記憶がありますがそんな落とし穴のようなドリーネや鍾乳
洞の入口はそうそうあるわけではありませんがなぜかミステ
リアスな感じがしたものです。ただ、夏の草原は草丈も高く
道筋も分からなくなるほどなので小さなお子さんだと迷い込
む恐れがあるので十分な注意が必要です。
台上の体験施設、平尾台、自然の郷の敷地内にも小規模な
ドリーネとそれに続く鍾乳洞があります。園内にはドリーネを
ま上から観察できるブリッジの園路が整備されていて安全に
観察できます。今は夏草に覆われて底まで見えませんが説
明板も設置されていてドリーネの構造を知るにはいい場所で
す。平尾台は今春、登山雑誌、ノボロに掲載されてから一段
と登山客が増えた気がします。台上には牡鹿洞、目白洞、千
仏洞といった観光鍾乳洞がありますので、一段と暑いこの夏
は平尾台で避暑、納涼もいいと思います。


ブリッジ式の園路が設置されていて安全に間近かで観察できます。



現在、夏草で底まで見通せません。



ドリーネと鍾乳洞の説明板です。
  

Posted by メドウおじさん at 17:54Comments(0)東谷(北九州)の紹介