足踏みセンバコギ

2017年04月10日

古い古い足踏み式の「センバコギ」です。秋の刈り取った
稲穂とモミを分離する道具です。機械の前で二人で同時に
ペダルを踏むとドラムが回転しドラムに付いた金具の部分
に稲穂を押し当てるとモミと稲穂を分離させます。モミは
保存しておき稲穂は縄やむしろを編むのに使います。
この機械は地元の秋の大祭で各町内でしめ縄を作るのに
使います。今までは他の町内から借用して作っていました
がこれからは自前の道具で作れるようになりそうです。
この道具、超クラシックでその付属の看板を見るとどう
やら戦前、それも昭和の初めごろの製造のようです。


右読みの看板が時代を感じさせます。



今やもう貴重品になった農機具、センバコギです。
  

Posted by メドウおじさん at 21:16Comments(4)勝手に近代化遺産