防災植物

2016年12月08日

先日NHKのニュースで大地震など甚大災害が発生した
際に野菜の代替物として食用になる野草の紹介がされて
いました。高知県の92歳になられる男性が災害時の緊急
食料の大部分がインスタント食品で野菜不足を防ぐのに
身近な野草が利用できることを紹介しその啓蒙に努めて
おられるそうです。このことは私もまったく同感です。
かつて太平洋戦争後食物が不足した折に都市住民は野草
を食べることもあったようですが、食用になる種類、毒
の有り無しなど知識不足でまともな調理ができない事が
多かったようです。人生は何がいつ起こるのかわからな
いのですからこうしたサバイバル術も日ごろから経験し
ておくのも必要かと思います。食用になる山菜、野草は
数多くありますが防災植物としては、ごく身近なものが
良いと思います。今回下記のものをあげておきます。
ツユクサ、ハコベ、タンポポ、スベリヒユ、イヌビユ
ノビルを紹介します。




ツユクサです。シャキシャキした食感が楽しめます。



ハコベです。お浸しや天ぷらがいいです。癖のない野草です。





新芽や新しい葉、花びらなどを天ぷら、サラダで食べますが、かなり苦みが強いので
慣れない方はアク抜きの必要があります。




スベリヒユです。きんぴらなど炒め物が美味しいです。



イヌビユです。癖がなくホウレンソウのような食感です。お浸し、てんぷらが美味しいです。


ノビルです。野生のネギで強い香り(ネギ臭)があります。球根は小さな玉ねぎのようです。

今回紹介した野草はちょっとした空き地なら日本のどこでも見かける身近なものです。


  

Posted by メドウおじさん at 20:34Comments(2)山菜食べ物