元寇、防塁跡

2016年11月30日

先日所用で福岡市西新の西南大学に行ったのですがここ
ではキャンパス内から元寇防塁の跡が発掘され一部が復
元展示されています。
ここの防塁は二重構造で石積みと土塁が平行に作られて
います。博多の元寇防塁は今宿の生の松原から東区の
香椎まで博多湾の波打ち際に構築されていました。文永
の役後、執権、北条時宗が九州の各国の御家人に命じて
作らせたので場所場所でその造りが違っているそうです。
防塁は主に西区など博多の西部の博多湾沿いで発見され
ていて東区では今まで見つかっていなかったのですが、最
近防塁跡が見つかったと聞きました。福岡市は古代那国か
ら続く歴史深い街なので都市部は掘れば必ず遺跡が出る
そうです。遺跡が出ると正直、迷惑な方も多いでしょうが
歴史の真実を明らかにするために是非、発掘に協力いた
だきたいと思います。



西南学院大学校内にある復元された元寇防塁です

 

校内には詳細な説明版が掲示されています。



詳細なパンフレットも作られていて、無料で頂けます。

  

Posted by メドウおじさん at 20:17Comments(2)その他