幻の世界遺産、東田・西田岸壁

2016年11月26日

八幡製鉄所関連施設が世界遺産に認定されてから1年
以上になりますが、併せて申請された河内貯水池や東田
溶鉱炉などは残念ながら認定から漏れました。同様に選
から漏れたものに洞海湾沿い東田緑地周辺の岸壁があり
ます。枝光のウィング裏に広がる緑地は昔は八幡製鉄所
構内の一部でした。岸壁は明治時代後半から大正年間初
めにかけて製鉄所建設とほぼ同じ時期に作られました。
130年経った今でも岸壁は現存しています。岸壁には今
も鉄製の係留止めが多く残っています。
世界遺産にはなれませんでしたがここも立派な近代化遺産
です。




東田緑地公園です。かつて死の海と呼ばれた洞海湾の面影はなく見事に蘇っています。




八幡製鉄所構内の岸壁です。緑地公園の東田岸壁からの続きです。




製鉄所時代の係留止めも残っています。



東田岸壁のアップです。
  

Posted by メドウおじさん at 20:36Comments(0)勝手に近代化遺産東谷(北九州)の紹介