ノイバラの大株、伐採

2016年11月18日

私の勤務地の近くに見事な野生のノイバラの大株があり
春になると豊かな香りと大株全体が真っ白な雪に包まれ
たようになり毎年その開花が楽しみでした。ところが先日
突然伐採されてしまいました。大きいものは株下の直径
が15cmくらいあり相当年月が経っていたと思われます。
私有の工業用地なので所有者がジャマと判断されたの
でしょうが残念です。
ノイバラは成長が早くその棘も強いので厄介者扱いされる
ことも多く園芸の世界の専門のバラ園でも導入している所
は少なく人の手の入らない山中の藪や荒れ地、河原など
で見かける程度ですが大きく育った株の花の香りは見事
です。ヨーロッパ系の。ダマスク系の香りとは少し違います
が丈夫で病気の心配のない育てやすいバラです。ノイバラ
は丈夫なので伐採されても数年で元のように花が咲くと思
いますが、除草剤などの薬剤を使われると、THE END
なので気になっています。


今週初めから伐採が始まりあっという間にきれいさっぱり刈り取られました。

 


昨年の開花の様子です。この光景がもう見られないかもしれないのは残念至極です。

  

Posted by メドウおじさん at 18:45Comments(0)季節の花バラの話題