〆打ち

2016年11月01日

10月の最終日曜日に11月3日の東大野神社の秋の例大
祭に向けたしめ縄づくりの〆打ちが行われました。
幸い天気にも恵まれ例年より多くの方が駆けつけてくれて
作業もスムーズに進みました。例大祭のしめ縄は各町内の
入り口に建てられますが、私の町内は東大野神社の一の
鳥居に掲げる栄誉を担っています。しめ縄は3m強の丸太
に手作りの藁縄を巻き付けていきます。手順は以下の通り
です。
脱穀の終わった稲藁を足踏みのセンバコギで藁の薄皮を
はぎとって芯だけにします。できた芯を4,5本ずつ束ねま
す。更に束ねたものを3本か4本ひとまとめにしてねじり
ながら縄を継いでいき2本の縄で丸太を巻いていきます。
端まで巻き終わったら、両端をこれも手作りの菰と縄で留
めます。さてこれからが大仕事です。出来上がったしめ縄
は2tトラックで東大野神社、一の鳥居まで運び鳥居に建て
ます。ユニックと滑車を使い吊り上げます。高所作業で危
険も伴いますが全員で協力して組み上げ飾りを付け、真竹
の囲いを設置して完成です。町内には土木系の技術者の
方や重機操作に慣れた方もいてスムーズにできました。
最後に無事終わったことを感謝しつつ公民館で反省会を行
ったのですがざっくばらんな話次世代にどう繋いでいくか、
話題になりました。結論は出ませんでしたが、なかなか奥が
深い問題です。


町内総出でしめ縄を作ります



稲藁を束ねて縄を編み込んで作ります。



しめ縄の出来上がりです。



ユニックと滑車で吊り上げて鳥居に吊り下げます。



無事奉納が出来ました。


  

Posted by メドウおじさん at 21:44Comments(1)東谷(北九州)の紹介