絶滅した淡水生物たち

2016年10月30日

東谷を含む三谷地域は紫川とその支流、東谷川の上流域
で田舎度が高い(いい意味です)農村地帯ですがその自然
指標(魚類や貝類)は私が子供のころとは比べようがないほ
ど低下しています。東谷川ではハヤなどは生存しているも
ののカワムツやドロバエ(アブラハヤ)が多く白ハエ(オイカ
ワ)などは減少しています。昔は用水などで見られたメダカ
やタナゴはすでに絶滅したようです。タナゴの生存に欠か
せないカワガイもすでに絶滅しているようですしわずかに
一部でシジミを見ることが出来る程度です。
魚釣りの餌として重宝したモエビも用水が三面コンクリート
の既成溝になってからは姿を消しました。蛍も本流域は河
川改修で川床環境が変わりシルトの堆積で餌となるカワ
ニナが減少して見かけません。河川改修は安全確保の
ためある程度仕方のないことですが、用水の方は工夫
で何とかなる気がします。素人考えですが昔のように通
年導水が出来れば相当環境が改善される気がしますが
、いろいろ難しい問題点もあるのでしょう。


昔は用水路で見られたタナゴとカワガイ(カラスガイかドブガイ?)
です。写真はネットからお借りした水槽飼育しているタナゴです。
  

Posted by メドウおじさん at 18:32Comments(4)東谷(北九州)の紹介鳥や小動物