ミヤマカタバミ

2016年03月24日

国内産の野生カタバミのミヤマカタバミは庭に生える外来
種のものや園芸種のものと違いかなりデリケートです。私
は以前広島の匹見峡の川筋の杉の植林帯の中で群生し
ていたのを見たことがあります。
湿気のある腐葉土の積もった半日陰の場所に濃い艶の
ある常緑の葉と真っ白い花は幻想的に見えいっぺんに
好きになりました。庭植で育てるには少し工夫がいりま
す。先に書いたような自生地に近い環境を与えてあげ
ないとすぐに枯れることはないですが徐々に株が衰弱
していきます。特に夏の水切れは要注意です。一度夏
枯れさせた苦い経験があります。ここまで気を使っても
爆発的に増えることはなく気難しいです。花後に今年も
腐葉土と御礼肥で夏に備えたいと思います。


改良種の八重のミヤマカタバミです。個人的感想ですが一重の野生種より
育て易い気がしています。

  

Posted by メドウおじさん at 19:13Comments(2)季節の花