ヘッピリ地層マニア

2015年12月14日

私は現在の仕事柄、工事現場に出向くことが時々あり
ますが土木現場の崖地や建設現場の杭工事などの現場
をみるとワクワクします。特に地層の見える現場は面
白いです。その場所のそれこそ何万年にも及ぶ営みの
歴史を眼前に感じることができます。またこういう地
層では往々にして粘土層を見ることが出来ます。その
ような現場に出会ったときは陶土のサンプルとして一
かけら頂いて帰ります。六古窯など全国の陶芸の産地
の粘土は耐火度が高く陶芸に適したものが多いです。
粘土は原則どんなものでも焼けるのですが耐火度が低
く焼き締まらないものが多いので器などには向かない
ものがあります。


若松、塩屋の、ひびきの小学校建設現場です。地面を掘り下げてくい打ちが終わってこれから地中梁
の工事が始まります。ひびきの小学校は北九州市、最後の新設小学校ではないかと言われています。


 

くい打ちと地中梁を作るために掘り下げて出た土です。地中梁が完成したら
埋め戻します。赤土の粘土が出ていたので少し頂きました。



塩屋で進んでいる大規模宅地開発地です。写真の左に見える灰色の地層が
折尾砂岩層です。

  

Posted by メドウおじさん at 19:35Comments(2)東谷(北九州)の紹介