ウコギ飯

2015年04月28日

我が家のウコギは中国原産で古くに日本に薬用の目的で
入ってきたヒメウコギで在来のヤマウコギより幹が細く
しなやかです。この株は福岡近郊の山林にあったものの
枝を挿し木したものです。福岡近郊の山林では普通に見
られましたが、なぜか東谷近辺では見かけません。完全
に野生化しているとはいえ元は外来植物なので自生地に
偏りがあるのかもしれません。ウコギの若葉は柔らかく
5月いっぱいは食用になります。
今日はできるだけ若い葉を摘んでウコギ飯を作りました。
だしを入れて炊きあがったいご飯に刻んだ若葉を入れて
作っても良いのですが少し葉が成長して固くなり始めて
いるようなので一度茹でてアク抜きをして炊きあがった
ご飯にふりかけていただきました。ウコギの苦みが苦手
な方は3月下旬のころの芽吹いたばかりの新芽で作ると
良いと思います。


ウコギの若葉です。5月いっぱいは十分に食べることが出来ます。



塩水で茹でます。塩水でゆでるとアクが抜けやすいです。この後流水でさらします。



流水でさらした後しっかりともんで水を切ります。後は包丁で細かく刻みます。



小鉢に盛って塩を振って味を調えます。


アツアツのご飯にふりかけて混ぜ込めばウコギ飯の完成です。ほのかな苦みとウコギのさわやかな風味が
マッチしてご飯がすすみます。


  

Posted by メドウおじさん at 21:05Comments(2)山菜食べ物